横浜市金沢区には、町内ごとに多くの木遣や祭囃子の保存会があります。私達「武州金沢釜利谷宿

    郷土芸能保存会」は釜利谷十六町で唯一の守である手子神社の地元で、昔から伝わるお祭りの

    遣や囃子の伝統を守り、更に後世に伝えて行くための活動を続けています。

    また、金沢区では、全体の木遣・祭囃子保存会が集って「金沢区木遣・祭囃子連絡協議会」を結成

    しており、この保存会はその中心的役割を担っております。

    私達保存会は、総勢約40名ですが、特徴は子供が大変多いことです。下は幼稚園から、上は高校生

    まで。しかし、中学高学年以上になると、勉強が忙しくなり、だんだん顔を出さなくなります。な

    ぜこのように子供が多いかというと、町内のお母さんたちが大変お祭りやお囃子を愛して下さる

    らです。お稽古に送り迎えというお母さんもいます。これはひとつには地域・風土の伝統でもあり

    ますが、もう1つは、保存会の人達みんなのほんのりとした温かさです。子供たちはみんなお稽古

    を楽しんでいます。お祭りで、屋台の上で太鼓を打ったり、笛を吹いたりするのは、楽しいうえに

    誇らしいですよね。おかめやひょっとこの踊りができればなお更です。

    子供たちは、最初は簡単な太鼓から習い始めますが、小学校も上級生になるとみんな笛を習います。

    こういう意味でこの保存会の郷土芸能の将来はとても明るいと自負しています。

    このHPでは、私達の活動状況、活動予定、連絡協議会関連情報、お囃子雑学、その他興味を引くよ

    うなことなどをお伝えして行きたいと考えています。  

                                        編集長 山田辺 勝昭     

HPの内容      

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  ホームページ

   このページです。

  活動状況(H28年以前)

   平成28年以前の夏祭り、その他の写真を集めました。

  活動状況(H29年)

   平成29年の夏祭り、その他の写真集です。

  活動状況(H30年)

   平成30年の夏祭り、その他の写真集です。

  活動予定

   平成29年度の活動計画を示します。

  お囃子を聞く

   私達のお囃子のレパートリーに加え、お囃子の一部を聞くことができます。

  金沢区木遣・祭囃子連絡協議会

   連絡協議会に加わっている各町内のグループ名と、関連動画があるところはリンクさせ、動画も音声も視聴

   することができます。今後、各グループの特徴なども書き加える予定です。

  関連雑学

   手子神社のこと、木遣の発祥、お囃子「四丁目」(しちょうめ)についての調査結果です。今後も記事の追

   加予定しています。

  お問い合わせ

   疑問、質問、ご意見等承ります。このページからお問い合わせ下さい。

 

 

   

  金沢区内で継承されてきた木遣り歌と祭り囃子を披露する発表会が2年に一度開催されている。区内10地区の保存会から成る金沢区木遣・囃子連絡協議会の主催。

 このうち、釜利谷宿郷土芸能保存会(平野清会長)も、本番に向け最後の練習に励んでいる。同保存会は、地域で明治時代から伝わる木遣り歌・祭り囃子の伝統を残そうと、1973年に設立。現在は、近隣に住む小学生から大人までの約40人が活動している。

 練習開始は毎週日曜の午後7時。独特の伸びのある歌声が特徴の木遣り歌と、リズミカルに奏でられる太鼓や笛が、練習場所の町内会館に響きわたる。メロディやリズムは、譜面に記録こそしているものの、基本的には口伝えで習得する。「体で覚える」ことを重視しているという。

 

 

 

稽古に励むメンバー

 メンバーは、当日の持ち時間である12分に収まるよう、何度も通し練習を重ねる。表情は真剣そのものだ。囃子を担当する長崎凛さん(11)は、「夏祭りなどで演奏できるのが楽しくて、続けている。本番では、間違えないように一生懸命やります」と話していた。

 連絡協議会の布川紘一会長(72)も、「最も歴史の長い寺前地区では、約200年前から続いている。会員同士の親睦を深め、後継者育成につながれば」と意気込んでいる。問い合わせは080・5676・8356(布川さん)まで。

 

 

 

(2013.5.18付け タウンニュースから抜粋)